非常に多くの時間とエネルギーを費やす離婚はしないので、戸籍上は何も変わらない為、負担が軽い。
まず、これはとても大きい利点です。
本当に離婚って時間もかかるし、精神的なエネルギーを多く費やすことになる事を考えると、その作業は省きつつ、
何よりも、自分の今後の生活の事に注視出来るのはありがたいです。
夫婦どちらかが亡くなっても、遺産は相続できる。
第二に、やはり心配になるのは今後のお金の事。
離婚する場合にはその前に財産分与の事で揉める夫婦が多いのだから、
その心配をせずに、
遺産も相続出来る卒婚は、本当に嬉しい制度です。
財産分与はすぐにする必要はない。
前にも話した通り、
離婚する際に必ず揉めてエネルギーを要する財産分与を考える必要がないのは、利点です。
その時間を今後の自分の生活を考えることに使いましょう。
通常離婚後は相手側に生活費の支払いを求めることは出来ないが、卒婚の場合は収入が低い方が生活費を受領できる。
第三に、離婚した後は他人になるのだから、
生活費の支払いを求めることが出来ないのは当たり前。
卒婚の場合は、形は夫婦のままだから、
収入が低い方が生活費を受領出来る!
よって、夫の方が収入の多い場合は、妻側には本当に利点です。
お互いが自由になる事で精神的な余裕が生まれ、思いやりの気持ちや、尊重しあう事で、心地よい関係が作れる。
結論として、これが一番の利点だったと思っております。
そのくらい、精神的に追い込まれていた私にとって、
自由を手に入れることにより、心の余裕が出来てました。
それによりあんなに許せないと思っていた夫に対して、
思いやりの気持ちを持つ事が嘘のように出来たのですから!
さらに、私的にはメリットと感じていない点ですが、卒婚のもう一つのメリットとして、
世間体を保てるというのがあるようです。
夫側で考えると会社に報告しなくても済むという点が大きいでしょうか。
他にも離婚の場合は親戚関係などにも影響が出るし、
周囲の目を気にする人なんかには良い印象を与えない「離婚」をせずに済むのはメリットになりうるのでしょう。
結論として、
例えば、面倒な手続き等が無いという点、
お互いの好きに生きていける点、精神的に楽になる点、
子供にとっても親が離婚しているかいないかというのは、デメリットになるので
言い換えれば、それらがクリアされているという点だけでも,
本当にメリットが大きいと思われます。
一言で卒婚といっても、
例えば、別居を伴う形と同居のまま行う場合と、
私のように良いとこ取りとしてそれぞれを行き来するハイブリッド生活と、
方法や形は様々で、それぞれの家族にとって、一番良い形をとって、
お互いが自由に気持ちよく過ごせる形を見付ける事が大事だと思いました。
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